器用にならない。不器用に生き抜く。~「よろず相談」という生き方~
『何をすれば喜んでいただけるか』
ここは金属加工を手掛ける町工場、いつものように訪問した私を社長が応接室へと招き入れてくれた。
「実は最新設備の導入を検討しているんだが、融資の相談に乗ってくれないだろうか。」
信用金庫の職員としては、今“喉から手が出る”ほど欲しい言葉である。
本来ならば全額をご融資することで社長に喜んでもらえる、自分のことを考えても“WIN-WIN”だ。
ふと、寮で先輩と話した内容を思い出した。
『補助金を上手く活用すれば、お客さまの負担を軽減できる。』
もちろんそれだと、融資額は減り、但陽の収益も少なくなるが…。
それでも私は、『担当者』として、この会社の、社長の役に立ちたい。
今だけでなく、『これから』も役に立つ存在でありたい。
だからこそ…
「社長、国から補助金がもらえる制度があるのですが、その申請を私にお手伝いさせていただけませんか。もちろん、給付をお約束できるものではありませんが…」
少しの静寂のあと、社長はその決意を察してくれたかのように、一段と優しい笑顔を見せた。
「じゃあ、お願いするよ」
《たんよう》が標榜する『よろず相談所』
それは“どのようなことでも相談して下さい”と待ち構えるものではなく、
“何が真にお客さまのためになるか”を求めて自ら動くこと。
これは<器用な生き方>とは言えないでしょう。
でも、『何をすれば喜んでいただけるか』を考え、ひたむきにお客さまと向き合う。
そうすることで、本物の喜びを得ることができるはずです。
だからこそ、不器用でも私たちはこうありたい…。
このような想いに共感できる方、お待ちしています。
(人事部 担当 西村太志)
「人をトコトン大切にしている会社は不況でも好業績をあげている」という研究のもとに出版されている書籍『日本でいちばん大切にしたい会社』(坂本光司氏著/あさ出版)に金融機関で唯一、当金庫が掲載されました。
(兵庫県の企業では2社のみ)
実際に、創業から現在に至るまで98年間赤字はなく、昨年度も預貸金いずれも県内で最も伸ばすなど業績好調です!
渉外業務
本当にお客さまのお役に立つことは何なのか。
それを追求することが渉外係のミッション!
「『何をすれば喜んでいただけるか』を追求する」というパーパスがあるため、目先の利益に捉われることなく、お客さまに寄り添う姿勢を大切に業務を遂行できます。
【1日の流れ】
◆8時30分
朝礼
↓
◆9時00分~12時00分
お客様のところへお伺いして集金や営業
預金・融資等お客様にあったご提案や「よろず相談」をお伺いします
↓
◆12時00分~13時00分
帰店 報告・連絡・相談
昼食
↓
◆13時~16時30分
引き続き集金や営業
お客様同士を繋げてより地域活性化をお手伝いします
↓
◆16時30分~17時30分
帰店 報告・連絡・相談
締め作業、帰宅準備、終礼
↓
◆17時30分
退社
金融の事に限らず地域のお客さまに喜んでいただくことを追求する。
それが「よろず相談所」但陽信用金庫のあり方です。
内勤業務
金庫の顔である「窓口係」のほか、「後方事務」や「融資」など内勤の仕事は様々。
色々な経験を積みながら成長してください。家庭と両立できる環境も整っています!
【1日の流れ】(窓口係の例)
◆8時30分
朝礼
↓
◆9時00分~12時00分
窓口業務
通帳記入や入出金作業を行うほか、、「よろず相談」を受けることもあります
↓
◆12時00分~13時00分
昼食
↓
◆13時~15時00分
引き続き窓口業務・「よろず相談」の受付
振込や両替なども窓口にて対応
↓
◆15時00分~17時30分
閉店作業、締め作業、帰宅準備、終礼
↓
◆17時30分
退社
同じ支店で働く職員はもちろん、店舗を越えた職員同士の交流も盛ん。
ボランティア活動や様々な行事を通じてコミュニケーションを図れるため、人とかかわることが好きな職員が多いのが特徴です。
取引先企業の状況(創業、新事業、経営改善、事業再生、事業承継)に応じ、細やかな支援を行っています。
特に、お客さまの見えざる資産をともに探して「見える化」する、「知的資産経営」支援に力を注ぐ《たんよう》
融資の先にあるお客さまの人生を考える。これも私たちの仕事です。
同じ支店で働く職員はもちろん、店舗を越えた職員同士の交流も盛ん。ボランティア活動や様々な行事を通じてコミュニケーションを図り、人と人との絆を育んでいます。
社名の由来
大正15年6月10日、兵庫県朝来郡(現朝来市)生野町にて、生野信用組合として創業。
昭和27年3月、信用金庫法施行により、但陽信用金庫に改組。
「但馬で産声を上げ、山陽で育つ」…「但馬」の「但」と「山陽」の「陽」を取り、名称を決定。
企業理念
「正 義」… 私どもは、社会正義、社会道徳を全ての行動の基本とします。
「革 新」… 私どもは、常に現状に甘んじることなく、時代を先取りします。
「人間愛」… 私どもは、ヒューマニズムを基本とし、人にやさしく末永いおつきあいを目指します。
将来のビジョン
一.「永続性ある経営」の確立
社是は「続ける」こと。「続ける」ということを経営の軸に据えれば、今日の利益にとらわれることなく、
常に長期的な視野に立った判断がなされます。
一.「よろず相談所」の実践
金庫自らが有する知識や情報に加え、あらゆるネットワークを活かしながら、
お客さまが抱える課題や問題の解決に向け、“最も身近で相談しやすい、安心して頼れるパートナー”を
目指しています。
パーパス(存在意義)
役職員とお客様の満足、「何をすれば喜んでいただけるか」を追求し、地域の持続的発展に寄与する。
ボランティアセンターの設立
平成12年1月、NPO法人の認証を取得し、「但陽ボランティアセンター」を設立。
きっかけは、平成7年に起きた阪神淡路大震災…。
震災直後から、三木市の三木山森林公園に届く支援物資の仕分け作業に取り組み、加古川市に設けられた仮設住宅で日常生活に不便を感じている方、一人暮らしの高齢者へのケア訪問やお手伝い・引っ越し支援をさせていただきました。
そして、このことがきっかけで、人に対する思いやりと優しさを持ち合わせ、「ありがとう」と感謝されることをやりがいに感じられる、そんな人間性をもった職員の集団…『愛あふれる集団』となるための社員教育の一環として、永遠に続けていこうと考え、設立に至りました。
○移送サービス○
車いすなど、自分の足での歩行が困難な方を、福祉車両を運行して希望の目的地までお連れする活動。
全職員が持ち回りで担当し、平日は毎日実施しています。
※『信用金庫社会貢献賞』において「信用金庫の社会貢献活動の模範」と評され、最高栄誉である「会長賞」を県内信金で初めて受賞しました。
○ケア訪問○
渉外担当者が、自分の担当地域内において高齢者”だけ”でお住まいのお宅を訪問。ご夫婦でお住まいの場合は月1回、独居の場合は週1回お伺いしています。
また、全職員が認知症サポーターの認定を受け「オレンジリング」を着用して仕事にあたるなど、
ますます深刻化する少子高齢化社会でも安心して住める環境を整え、地域の持続的に発展に努めています。
地域行事へスタッフとして参加
但陽は地域行事への<かかわり方>もひと味違います!
毎年恒例の「姫路城マラソン」には”380名”もの職員がボランティアスタッフとして
参加するなど、地域の一員として盛り上げ役を買って出ています。
こういった、金融の仕事以外も含めて、地域の方々とのふれあいを大切にし、
人にしかできない「思いやり」を持った対応をすることこそが、
地域の『よろず相談所』但陽信用金庫なのです。
※休日の地域行事等ボランティア活動に参加した職員に対して、交通費・昼食代等として、
終日:6千円、半日:4千円の「ボランティア手当」を支給しています。
社風
職員全体が、親子兄弟姉妹のように関わり合うコミュニティを目指しています。
親のように“うるさい”上司や兄・姉のような先輩、弟・妹のような後輩がいます。
そのため独身寮はいつも賑やかです。
また運動会やキャンプ、ボランティア活動などの社内行事をはじめ、各種クラブ活動など職場を超えた職員の交流が盛んに行なわれているのも特徴です。
『年に一度開催される運動会』
これまで一度も合併していないほか、
職員間の交流が盛んな独特の社風だからこそ、
集まって何かをする時の団結力はどこにも負けません。
それは仕事においても大いに活かされています。
充実の福利厚生
職員専用の福利厚生施設
・ゴルフ場
・キャンプ場
これらを活用したゴルフコンペやファミリーキャンプなどが開催されているほか、友人や家族とも利用が可能!
(もちろん無料で)
他にもスポーツカーニバル(運動会)、クリスマスパーティー・スキー合宿(希望者)など、所属店以外の職員や役員とも交流する機会が多いのが特徴。職員の仲の良さには定評があります!
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