私たちは家電製品や調理器具、給湯器部品などを手掛けているメーカーです。企画・開発から製造・販売、さらにはコールセンターまで、すべてを手掛ける自社内一貫体制こそが当社の特徴であり、強みです。
現在は自社ブランド『Aladdin(アラジン)』に力をいれ、暖房機器や調理器具などの商品を積極的に展開しています。なかでも当社の特許技術「遠赤グラファイト」を搭載した「グラファイトグリル&トースター」は大ヒット商品で、短時間でおいしいパンが焼けるトースターとして人気を誇っています。
0.2秒で発熱し、瞬時にカリッと美味しいパンが焼き上がる世界初のオーブントースターとして、TV番組「モーニングショー」や「せやねん!」「アメトーク」をはじめ、数々のメディアで取り上げられました。累計販売台数は300万台を突破し、アラジンブランドを代表する商品となりました。
また2017年には、優れた技術や製品を有し、国内外で高い評価やシェアを得ている企業に贈られる「ひょうごオンリーワン企業」に認定、全国の中小企業のなかから経済的・社会的に優れた成果をあげている企業に贈られる「グッドカンパニー大賞優秀企業賞」、2021年には特許庁から「知財功労賞」という名誉ある賞を受賞致しました。
千石の技術力、企業力をもってこれからは海外への販売も更に強化し、世界中の人々に豊かで便利な暮らしを提供したいと考えています。
世界の“SENGOKU”へ。
私たちの挑戦はまだまだ止まりません
【担当者からのメッセージ】
千石は中小企業ながら「社内一貫生産体制」をとっており、企画・マーケティング・開発・営業(国内・海外)・資材調達・物流・品質管理など様々な仕事が当社にはあります!
つまり、「仕事をしながら本当に自分に合った業務内容を探す事ができる」というところが非常におすすめできるポイントです。
大学等で学んできた事を仕事で活かしたい方、新たな事にチャレンジしたい方、ぜひ当社の一員として未来の千石をつくっていきましょう!!
「遠赤グラファイト」が搭載された弊社自慢の製品、高級オーブントースター「アラジン グラファイト グリル&トースター」です。数年前からの大ヒット商品で、カラーバリエーションも増えました!
昨年はさらに改良を加えた新型を販売。使いやすさと性能がさらにグレードアップしました。人気商品だからこそ、さらにいいものを追及したい。メーカーとしての挑戦は続きます。
企画立案業務、図面作成、設計業務、試作、試験業務・・・製品が出来上がるまでを一貫して携わることができるのは、千石の技術職ならではの魅力です。
自分が担当する商品の立ち上げの際には、海外の工場へ出張し、現地のワーカーさんに技術指導をすることも。
お店で販売されているのを目にしたときの達成感は言い表せないほどですよ。
トップクラスの生産実績
「千石なんてブランド、聞いたことないぞ」
それ、正解。
国内で「千石」というブランド商品は販売していないからです。
だけど、百貨店・量販店に並ぶオーブントースターや
高級石油ストーブ・電気暖房機の多くは、実は私たち千石がつくっています。
私たちがつくって、他のメーカーのブランドとして売る。
これをOEM(相手先ブランド名製造)といいます。
このOEM先は、世界を代表する家電メーカーがズラリ。
生産台数は、国内トップクラス。
そう、千石は一般の方には知られていなくても、業界では知らない人はほとんどいないんです。
もちろんOEMだけじゃなく、自社ブランドも積極的に展開しています。
それも「Aladdin(アラジン)」や「SengokuAladdin(センゴクアラジン)」などといったブランドで展開しているので、千石の名前はココでも出てきません。
世界中で愛されている石油ストーブ「アラジン ブルーフレームヒーター」やTVや雑誌などメディアで度々取り上げられる高級オーブントースター「アラジン グラファイト グリル&トースター」なら、聞いたことがあるかもしれませんね。
OEMを通じて大手メーカー様からものづくりのノウハウを勉強しながら、自分たち独自の技術力をもって自社ブランドを展開する、それこそが私たち千石という会社なのです。
私たちはこれからも実直に、真摯にものづくりに向き合っていきます。
企画から販売まで、社内一貫体制
千石では、一部の部品の製造だけを手掛けるのではなく、すべての工程を自社内で実施し、
完成した商品を生み出せる、「社内一貫生産体制」をとっています。
自分たちが考えたアイデアは、自分たちでつくる。
だからこそ、一人ひとりが製品が完成するまで、しっかりと責任を持って関ることができます。
この一貫体制こそが、世界が認める千石のものづくりの根源です。
“SENGOKU”のグローバル戦略
70億人の巨大市場を見据え、海外へも積極的に展開しています。
たとえば……
・中国には二つの大規模工場があり、そこで資材調達から金型製作、量産化にいたるまで一貫生産を行う。
・2018年にフィリピン工場が稼働開始。
・アメリカ ロサンゼルスに事務所を構え、海外マーケットの開拓拠点として活動。
・石油ストーブやファンヒーターは、インテリアにも使えるお洒落なデザインが好評で、フランスを中心としたヨーロッパでも大人気。
まだまだ、私たちの製品を必要としている国はたくさんあります。
これからは更に海外展開を加速させます。
地域も大切に
千石はグローバルに展開しながら、地元への貢献、恩返しも大切にしています。
代表の千石唯司は、加西商工会議所の名誉会頭を務め、自社だけでなく地域の企業全体の発展のために精力的に活動しています。
また、美術品コレクターの趣味を持ち、兵庫県立考古博物館に300面を超える古代中国鏡を中心とした美術品を寄贈しました。
これらは歴史的、美術的に高い価値を有し、世界的にも大変貴重なものと評価され、千石コレクションと名づけられました。
これがきっかけで、加西市内にある兵庫県立フラワーセンター内に「古代鏡展示館」が開設され、千石コレクションを地域の方にも気軽に観覧していただけるようになりました。
他にも、加西市にある市民球場をネーミングライツで「アラジンスタジアム」とし、小中学生を対象にした野球大会も主催するなど、スポーツを通じた地域の交流、子どもたちの成長も見守っています。
世界の“SENGOKU”と地域の“千石”、どちらの活動も大切にしています
特許技術
私たちは「遠赤グラファイト」という特許技術を有しています。
「遠赤グラファイト」とは、ポリイミドシートをグラファイト結晶化した素材で、
熱伝導率は銅の2~4倍、遠赤外線量は同社カーボンの1.2倍といった特性を持っています。
キャッチコピーは「0.2秒で発熱」。
商品にあわせて発熱体の形状を自在に加工出来る特性も持ち合わせています。
元々は電気ストーブのヒーターとして使用していましたが、調理器具にも応用できないかという発想から誕生したのが、大ヒット商品「アラジン グラファイト グリル&トースター」。現在では「グラファイトグリル&トースター」など調理家電のバリエーションも増え、いずれも当社を代表する大人気商品となっています。
これからもこのコア技術は大手メーカーからも引き合い多数。様々な製品に応用し、世界の人が喜ぶ私たちにしかつくれない製品を開発していきます。
営業マンによる商談の様子です。自社ブランドはもちろん、OEM商品を一挙に販売します。最近は海外市場の開拓にも力を入れており、昨年はアメリカの大手メーカーとの取引が開始。海外営業部隊は得意の語学を活かしながら商談をまとめています。
製品の設計・開発を手掛けているのが私たち、開発部です!ものづくりに熱い想いをかける方はぜひ、私たちと一緒に働きましょう!次のヒット商品を開発するのはあなたかもしれません。
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