大阪冶金興業株式会社

創業80周年を迎え、私たちはこれからも「金属熱処理加工」の未来へ挑戦を続けます!

はじめまして!ページをご覧頂きまして、誠にありがとうございます。
大阪冶金興業は大阪本社、兵庫県三木市に主工場を構える
「金属熱処理加工」や「医療機器の製造」を行っている会社です。
今年で創業80周年を迎えておりますが、実は
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・業界に革命を起こす世界初の製品を開発中
・日本初の工業用真空熱処理機を導入し、業界内での地位を確立
・創業80年の歴史と技術力を蓄積し、現在複数の国家プロジェクトや国際プロジェクトにアサイン
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などなど、みなさんが「お?なんかすごいかも?」
というようなことに取り組んでいるメーカーなんです。
そう実は、大阪冶金興業
隠れ優良メーカーかもしれません。
・・・というような
少し大袈裟なことを言ってしまいましたが、
このページをみてみなさんがすこしでも
大阪冶金興業に興味を持ってくれたら幸いです。

特に
・技術職としてスキルアップしたいけど地元がいい
・先進的な挑戦をしている会社がいい
・ライフワークを整えたい
・業界内地位を確立しており、競争力がある会社で働きたい
このなかで少しでも就活の軸がある方には、
創業80周年を迎えても尚、新たな分野への挑戦を続ける
「伝統」×「革新」の当社を
弊社インターンや説明会などでさらに知ってほしいと思っています。

【担当者からのメッセージ】
・技術職としてスキルアップしたいけど地元がいい
・先進的な挑戦をしている会社がいい
・ライフワークを整えたい
・業界内地位を確立しており、競争力がある会社で働きたい
という方にはぴったりの会社だと思っているのですが、実は当社は新卒採用に取り組むのがほぼ初めての会社です。
というのも今までは、会社の成長段階ごとに、中途採用に力を入れてきておりました。
ただ現在、真空熱処理、医療品の製造の需要が拡大し、より会社を発展させていくために、地元で働きたい学生さんと出会いたい!と思い新卒採用を始めることとなりました。
「新卒採用はじめての会社って不安」
そう思う気持ちもおありかと思いますが、
インターンや説明を聞いていただければ
「おもしろいことをしている会社やな」「意外にいいかも」
と思ってもらえる自信はありますので、
ぜひ気軽にISエントリー、インターンにお越しください

■大阪冶金興業の「過去→現在→未来」

私たち大阪冶金興業は、「金属熱処理加工」の技術を中心にトータルに提案し、その技術を活かし、現在では医療機器の製造販売も手掛けています。

1941年の創業以来、金属熱処理加工を手がけ、1970年に日本で初めて「真空熱処理炉」をアメリカから導入。1980年には事業拡張のために兵庫県の三木市に三木工場を開設し、MIM関連設備や材料開発が行えるガスアトマイズ装置を設置。「耐熱合金の真空熱処理なら大阪冶金」と言われるまでになりました。

そして今では、祖業である金属熱処理加工業に加え、金属射出成形(MIM)による製造業、3D積層造形による医療機器の商品化、この3つのステージが出揃い、自動車関連から航空機、さらには医療関係など、高精度な金属加工技術が求められる様々な分野に確かな技術力と信頼ででお応えしています。

高度な技術と先進設備で、金属熱処理の加工業から製造業、そして製造・販売業へ。エネルギーや航空機、医療をはじめとする様々な分野で、私たちは社会のお役に立ちたいと考えています。

■金属熱処理加工…エネルギー問題の解決を目指す国家プロジェクトに熱処理で貢献しています。

大阪冶金興業は、製品は多岐に渡りますが、主要な製品は、発電プラント向け大型ガスタービンのブレード。国内で加工できるのは、大手重工メーカーの厳しい基準をクリアした当社のみで、日本はもとより世界中の電力供給に貢献しています。
また、未来の新エネルギーとして注目される核融合発電では、国際プロジェクト「核融合実験炉ITER」で、真空で耐熱合金部品を接合する技術を提供しています。

■金属射出成形(MIM)…国家プロジェクトで唯一無二のカスタマイズ合金粉末を製造

アメリカで生まれた「MIM(金属粉末射出成形法)」のライセンスを、日本でいち早く取得。金型に金属粉末と樹脂を流し込み、熱処理技術を応用して成形するのですが、小型でも複雑精密な金属部品を量産でき、コストを抑えることができます。当社では特殊材料から開発するオーダーメイド製品だけでなく、不可能といわれていた大型部品の製造にも成功。内閣府主導の国家プロジェクト「戦略的イノベーション創造プログラムSIPⅡ」では、世界初の製品を開発しようとしています。
詳しくはインターンや選考会でお伝えいたします。

■3D積層造形による医療機器の商品化…大阪冶金興業のモノづくりは、遂に体内へ

形状の自由度が高い「金属3Dプリンター(金属粉末積層造形法)」にも早くから着目し、産業部品用と医療機器用の2台が稼働しています。2018年からは、MIM技術を活かし、人工椎間板(当社特許保有)など医療機器の製造・販売を開始。今後は、3Dプリンターで、患者様一人ひとりに応えるモノづくりを目指します。手術時間の短縮や骨との結合に優れた、世界初の人工顎骨を開発。2021年から量産が始まっています。

企業理念

モノづくりは、私たちのこだわりであり、私たちの誇り。
大阪冶金興業はモノづくりの技術にこだわる企業です。
三木工場の一郭に「一隅を照らすこれ即ち国宝なり」の碑があります。この「一隅(いちぐう)を照らす」という言葉は、比叡山を開かれた伝教大師・最澄の言葉です。「一隅」とは今あなたのいるその場所のこと。つまり、家庭や職場など自分自身が置かれたその場所で精一杯努力し、明るく光り輝くことのできる人こそ、何物にも変えがたい貴い国の宝である、ということが示唆されています。これは当社の企業理念を意味する言葉でもあります。

当社では国際プロジェクト「熱核融合実験炉ITER」、内閣府主導の国家プロジェクト「戦略的イノベーション創造プログラムSIP-Ⅱ-」「医工連携事業化推進事業」に参加しています。小さな会社ですが、技術力の高さを評価いただき、参画メンバーの一員となっています。

創業から80年で培ったノウハウをもとに、しっかりとした研修も行いながら、「社員全員の働きやすさ」×「企業の成長」を成し遂げるため日々業務に励みます。

事業内容

大阪冶金興業は金属のモノづくりにこだわる企業です。

1. 金属熱処理加工

創業当時からの事業になります。
数ある金属熱処理方法の中でも、当社は“真空”熱処理を最も得意とし、同業他社との差別化を図っています。
扱う製品は多岐にわたりますが、主要な製品は発電プラント向けの発電機である「ガスタービン」に搭載される重要部品であるブレード(翼)になります。
この重要な「大型ガスタービン(出力10万Kw以上)」のブレードのほとんどは真空熱処理加工が必要であり当社がその加工を担っています。
もし、このブレードの真空処理加工が不十分であると、発電機の性能が維持できず、国内や国外の電力供給に大きな影響を与えてしまうほど、 世の中で必要とされる大切な事業の一つとなっています。
他にも、このような重要部品の特殊な真空熱処理加工は同業他社に引けをとらない、高い技術力と品質管理能力を有しております。このことが、安定した経営基盤を構築し、目まぐるしく進化する時代の変化に対応できる企業の幅広い能力となっています。
長年の技術の積み重ねが評価され、現在は「熱核融合実験炉」国際プロジェクトに技術を提供しています。

2. 金属粉末加工 金属粉末射出成形法MIM(みむ)による小型・精密金属部品の製造

国内で最も早く、金属粉末射出成形法 MIM という製造方法のライセンス(特許)を海外から購入し操業を開始した企業の1つです。
MIMは一般的な金属の加工方法と比べて、小型複雑で精密な部品を大量に製造でき、コストも抑えることが出来るメリットがあります。
当社は特殊な材料を得意としているだけではなく、MIMでは小さな部品しか造れないという常識を覆し、大型部品のMIM化にも成功し、同業他社との差別化を図っています。
現在、製造コストの高い航空機部品にMIMによる製造法を適用し、日本の航空機産業をさらに飛躍させるための国家プロジェクトに参画し、世界で初めてMIMによる製造を目指す“ある重要部品”の製造技術の確立する役割を担っています。

3. 金属粉末加工 金属粉末積層造形法(金属3Dプリンター)による金属部品の製造

今、最先端の金属部品の製造方法である金属3Dプリンターを2台導入しています。
これまでの加工技術では不可能と言われた形状も自由に設計し、製造することができます。1台は産業部品用、もう1台は医療機器の製造専用機として稼働しています。


4. 金属製医療機器の製造および販売

当社で最も新しく、勢いのある部署です。MIMの技術を活かし、2年前に金属製人工骨の製造販売を開始しました。
昨年も新たな人工骨を開発し、製造販売を開始しています。
現在は、医療機器を3Dプリンターで製造し、必要とする患者様1人ひとりに合った医療機器の製造を目指しています。

★★★  理系の方はよければ下記も見てみてくださいね ★★★

■真空熱処理
・高速度鋼、ダイス鋼、高クロム鋼等の焼入、焼戻し、時効処理
・オーステナイト系ステンレス鋼、耐熱鋼の固溶化処理
・各種耐熱材料の溶体化処理、時効処理
・耐熱合金鋳造材の均質化処理、溶体化処理
・軽合金、チタン合金等の溶体化処理、時効処理
■一般処理
・各種合金鋼部品の焼入、焼戻し、および雰囲気処理
■窒化処理
・小型部品から直径1,000mm、長さ1,900mmまでのガス窒化処理
・ステンレス鋼全般のガス窒化処理
・チタン・タンタル部品の真空窒化処理
■ろう付及び接合加工
・合金鋼、ステンレス鋼、耐熱材料の各種高温真空ろう付
・非鉄材料の銀ろう付、銅ろう付
・各種合金材料の拡散接合〈SUS-金属、Ti-金属等〉
■その他熱処理関連部品
・サブ・ゼロ処理
・熱処理各種試験、試作およびコンサルティング
■金属粉末射出成形部品(MIM)
・鉄系合金、ステンレス鋼、活性金属、耐熱合金、その他各種難加工金属材料
■金属粉末積層造形部品(3Dプリンタ)
・金型成形および機械加工では製作できない金属部品の製作

本社
  • 〒533-0005
  • 大阪府大阪市東淀川区瑞光4丁目4番28号
  • TEL : 06-6328-1345
  • FAX : 06-6328-1380
事業所
□三木工場
〒673-0443 兵庫県三木市別所町巴25番地
TEL:0794-86-1345 FAX:0794-83-4831 IP電話:050-3536-1345
設立
  • 1941年
代表者
  • 代表取締役 社長 寺内 俊太郎
資本金
  • 1億9,300万円
売上高
  • 19億1,000万円(2021年度)
経常利益
  • 非公開
業績推移
19億1,000万円(2021年度)

15億8,679万円(2020年度)

13億6,465万円(2019年度)

13億1,685万円(2018年度)
従業員数
  • 141名
平均年齢
  • 42.0歳
平均勤続年数
  • 14.4年
沿革
1941年   金属熱加工業を創業
1955年   国内初、工業規模の「ガス窒化処理加工」の営業を開始
1970年   国内初の「油冷却式真空熱処理炉」を導入
1973年   国内初の「水冷却式真空熱処理炉」を導入
1980年   国内最大級の「ガス冷却式真空熱処理炉」を導入
      (すべての真空熱処理のものづくり体制を構築)
1991年   MIM(金属粉末射出成形部品)の営業を開始
1996年   三木工場にMIM専用工場を竣工、稼働
2002年   MIM製造ラインの更なる充実を図るHIP焼結炉、透過型X線検査装置、
      X線CT検査装置、超音波疲労試験機
2003年   ガスアトマイズ装置を導入(材料を含めた共同開発体制を構築)
2008年   MIM棟を増築、加圧燃結炉導入
2010年   次世代型真空熱処理装置を導入 。「Hi-NiTo®処理」(高温窒素固溶処理)を開始
2011年   創業70周年を迎える。 ISO9001(2008)を認証取得
2014年   3次元金属積層造形装置(3Dプリンター)設備を導入(金属部品の立体造形製造を開始)
      国内最大級の「加圧式上下切替 高速冷却型真空炉」を導入
2015年   三木工場に金属粉末積層造形の専用工場を竣工、関連設備を増強し、更なる充実を図る
2022年   創業80周年記念事業「本館」を三木工場に竣工

「はい、チーーズ!」

はりまっち取材班が取材にいった際にびっくりしたのは、事務所内の和気あいあいさ。

現場も事務員さんも営業さんもみんな仲がいいことが大阪冶金興業の特徴です。

大阪冶金興業(おおさかやきんこうぎょう)という、すこし堅苦しい名前ですが、クリーンな職場で作業できます。名前で「むずかしそう」「古臭そう」と判断するのはもったいない会社です!

【お問い合わせ窓口】

三木工場 採用担当宛て
TEL 0794-86-1345

【交通機関】
三木工場公園内
小野市内から車で約20分
加古川市内から車で約25分
明石市内から車で約35分
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