自動車や家電、ビル、橋梁、鉄道、機械、飲料や食品の容器…鉄は、私たちの生活や社会インフラに欠かせない素材。役割を終えると、鉄スクラップ(鉄くず)として回収され、新たな鉄資源として再生できる「リサイクルの優等生」でもあります。
鉄づくりには、鉄鉱石を原料とする高炉法と鉄スクラップを原料とする電炉法がありますが、天然資源には限りがあり、日本は輸入に頼っています。天然資源が少ない私たちにとって、工場の加工工程や建築物の解体などで発生する鉄スクラップは貴重な資源なのです。山陽は、昭和33年(1958年)設立以来、もったいない精神一筋に、鉄を中心に非鉄金属や特殊金属などスクラップのリサイクルに取り組んできました。近年は、世界的に脱炭素化の流れが加速し、CO2削減に向けて電炉シフトが進み、その主原料となる鉄スクラップの価値が高まっています。
関西エリア最大級の5工場を展開し、関西トップクラスの取扱規模を誇る山陽。回収したスクラップは、不純物を取り除いて、切断やプレスなど定められた規格に加工し、納入します。大手製鋼メーカーからの信頼も厚く、山陽特殊製鋼・合同製鐵へ直納できる権利を持っています。また、高品質な鉄スクラップは、海外からの引き合いも多く、姫路港工場からはベトナムや台湾などへも輸出しています。今後は、その需要に応え、海外へも積極的に進出していこうと考えています。
経済産業省より、2018年12月「地域未来牽引企業」に、2023年「健康経営優良法人2023」にも認定されています。山陽は、社会に眠る金属資源に命を吹き込み、循環型社会の構築に向けて全社員一丸となって貢献していきます。
年間60万t、スカイツリー約7.5本分の鉄を処理しています。
部署や年齢問わず、冗談を言い合えるような社風です。
事業内容
製鋼原料及び非鉄金属の加工並びに販売 (鉄屑、廃自動車、ステンレス、アルミ、外)
産業廃棄物の収集・運搬及び処理再生業
解体工事業
不動産賃貸業
太陽光発電事業
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