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WEB・筆記テスト対策

WEBテスト・筆記テストとは

WEBテスト・筆記テストとは

選考過程でWEBテスト・筆記テストを取り入れている企業が多くあります。
これらのテストは、企業が学生の能力や性格等を把握するため、志望者を絞り込むために行われています。

また、企業はこのテスト結果をもとに、①学生を理解するための参考情報 ②入社後の配属を決めるための情報 などに活用しています。

受検形式

テストの受験形式には3形式があります。

①自宅などからパソコンで受検する 
②テストセンターで受検する 
③企業や会場で受検する 

①自宅などからパソコンで受検する場合
企業から受検用のURLが発行され、そこにアクセスを行って受検をします。

指定のブラウザや動作環境などを整えておかないと受検できない場合があるため、事前に確認しておきましょう。
期限に余裕をもって受検しよう!
②テストセンターで受検する場合
企業から受検の案内が届いたらWEBで日程・会場を予約し、性格検査のみ自分のPCやスマホで事前に受検をします。

当日は、会場で言語・非言語等の試験問題を受けます。
この際、写真付きの身分証明書または受験情報の印刷物が必要となります。

受検情報はWEBテストを予約した際に表示されるので、印刷やメモで控えておきましょう!
③企業や会場で受検する場合
企業から受検の場所・日時の案内が届きます。指定の日時に企業または指定会場に出向きテストを行います。

マークテスト方式の場合があるので、筆記用具などは必須です!!
企業からの案内に注意事項などが記載されているのでしっかりと目を通しておきましょう。
テストの対策方法と受験方法①

テストの対策方法と受験方法①

テストには聞きなじみのある“SPI”だけでなく多数の種類があります。

前編と後編に分け、よく使用されている検査形式から4つ紹介します。
このタスクでは前編になり、2つ紹介します。
テストの形式や特徴を理解しましょう。

SPI

就活をしている中でよく目にするSPI。実際、選考の一つとする企業は多くあります。
SPIは回答時間が決まっているため時間配分が重要になります。合格ラインは、30%程度の得点率で合格する企業もあれば80%程度の得点率を求められる企業もあります。

SPIの内容は大きく分けて「能力検査」と「性格検査」の二つに分類されます。

①能力検査
能力検査は、「言語分野」「非言語分野」の二種類の問題から成り立ちます。
問に対して合理的な思考・効果的・効率的に処理する能力を検査します。

●「言語分野」は国語の問題が出されます。言葉の意味や文章の要点をとらえて理解できる力をはかります。
2語の関係、空欄補充、語句の意味、文の並び替え、長文読解などが出題されます。

●「非言語分野」は数的処理や論理的思考力をはかる問題が出題されます。
推論、割合、順列、損益算、仕事算、速度算、表・資料の読み取りなど、様々な問題が出題されます。

【対策方法】

「言語分野」では、文章を読むことに慣れる、自分の語句を増やすことが大切です。少しずつ、語彙力を伸ばしていきましょう。

「非言語分野」では、特に時間との戦いとなります。何度も解くことで問題に慣れつつ、時間を計りながらスピードを意識して解いていきましょう。
②性格検査
どのような人物であるか、どのような仕事・組織に向いているのかなどを把握するための検査です。面接時の判断材料になるだけでなく、入社後の配属決定にも使用されることがあります。
正直に答えましょう。

受験方法

Webテスティング
オンライン上で行われます。
事前にアカウントに登録しておき、期限までにそのアカウントでログインし受験します。

出題傾向は、全科目が出題されるのではなく、出題される問題とされないものがあります。
テストセンター
テストセンターに行き、会場にあるパソコンを使用して試験を受けます。

実施時間は約35分。出題問題は受験者ごとに異なります。また、問題ごとに制限時間があるのも特徴です。
ペーパーテスト
企業や指定の会場で試験を受けます。紙に記入していくため、筆記用具などは必須です。

時間は約2時間で出題範囲も広く、また細かく出題されます。
インハウスCBT
企業のパソコンで受験するものです。ただし、この形式を採用している企業は少ないでしょう。
出題傾向はWebテスティングとほぼ同じものになります。

玉手箱

SPIに続いて、高確率で受けることがあるテスト形式です。
大量の問題をスピーディーに解く必要があり、一つの問題に対して30秒ほどで答える必要があります。

問題は大きく4つで構成されています。
①計数問題
②言語問題
③英語問題
④性格適性

計数問題
図表を元にした出題が多いのが特徴で、四則逆算、空欄の推測やグラフ・表の数字を正確に読み取り計算する問題の3種類があります。
言語問題
論理的読解、趣旨判断・把握を求められる問題の3種類があります。
英語問題
言語問題と同じく論理的読解・長文読解の2種類があります。

これらを合わせると全部で8種類の形式があり、企業によって様々な問題の組み合わせで出題されます。

対策方法

玉手箱専用の問題集をしっかりと解いておく必要があります。

受験方法

Webテスト
自宅のパソコンで受験します。

「言語」「計数」「性格適性検査」「英語」の4つのカテゴリー構成となっています。
テストセンター
テストセンターに行き、会場にあるパソコンを使用して試験を受けます。

テストセンターで受ける玉手箱は「C-GAB」という名称で行われているものになり、「言語」「計数」「性格適性検査」「英語」の4つのカテゴリー構成となっています。
ただし、「性格適性検査」に関しては、自宅のパソコンで事前に受験します。
テストの対策方法と受験方法②

テストの対策方法と受験方法②

テストには聞きなじみのある“SPI”だけでなく多数の種類があります。

前タスク「テストの対策方法と受験方法①」の続きになります。
今回はよく使用されている検査形式から2つ紹介します。
テストの形式や特徴を理解しましょう。

GAB

「言語」と「計数」の二つの分野から出題されます。
ただし、C-GABといった受験形式の時は「英語」分野からも出題されます。

ペーパーテスト形式、WEBテスト形式、テストセンター形式の三つのスタイルがあります。
受検形式によって出題数・時間配分は若干異なりますが、出題数が多く時間も短いテストです。

●「言語」は、長文を読み、4つの設問に答える問題形式になります。
長文一つにつき、2分程度の時間で回答する必要があります。そのため、スピード感が大事になってきます。

●「計数」は、図や表から数値や情報を読み取り回答します。
こちらも1問につき1分程の回答になり、正しい数字を出すためには正しく設問を理解し回答を出す必要があります。

●「英語」(C-GAB)は、文章の論理的読解を問われます。
問われていることを正しく理解し、回答する必要があります。

【対策方法】

問題数が多く回答時間が短いため、スピード感をもって解く必要があります。
問題形式や解法に慣れておくことが必要です。そのためには、問題集を繰り返し解くことがオススメです。

「言語」
長文の読解がメインとなっています。時間を意識しながら問題集を解くのが良いでしょう。
繰り返し問題を解いて長文を読むことに慣れる必要もあります。

「計数」
図や表から数値や情報を読み取り回答します。
時間が限られているため、選択肢から推測して回答することもテクニックになります。

「英語」(C-GAB)
文章を読んでから解くこともできますが、時間が限られているため先に問題文を確認してから文章をよむほうが良いでしょう。

受験方法

GAB
マークシート式のペーパーテストになり、企業で受験を行います。

「言語」「計数」「性格適性検査」の3つのカテゴリー構成となっています。
WebGAB
自宅のパソコンを使用して受験します。

「言語」「計数」「性格適性検査」の3つのカテゴリー構成となっています。
C-GAB
テストセンターに行き、会場にあるパソコンを使用して試験を受けます。

「言語」「計数」「性格適性検査」「英語」の4つのカテゴリー構成となっています。
ただし、「性格適性検査」に関しては、自宅のパソコンで事前に受験します。

CAB

プログラマーなどのコンピューター職を扱う情報処理・システム関連の企業で多く採用されている試験です。

問題は以下の分野から出題されます。

①暗算
②法則性
③命令表
④暗号
⑤性格検査

暗算
四則演算です。
法則性
図形から法則性を見つける問題です。
命令表
図形群と命令表があり、命令を実行した結果、最終的に得られる図形を選択します。
暗号
図形Aがどう変換されて図形Bになったのかを推測し、暗号の意味を解読します。
性格検査
行動基準や判断基準など、人間性を検査されます。

対策方法

CABの問題集を購入し問題や出題傾向に慣れる必要があります。
なんども問題集を繰り返して解き、慣れていきましょう。

受験方法

CAB(ペーパーテスト)
実際に試験会場に行き受験します。

問題数や制限時間がWebに比べて少し多くなります。
「暗算」「法則性」「命令表」「暗号」「性格検査」のカテゴリー構成になります。
WebCAB
自宅のパソコンなどから受検します。

筆記形式と比べ、出題数が多く制限時間が短くなります。
また、問題の難易度も高くなります。
出題は暗算の代わりに四則逆算が出題されますが、そのほかはペーパーテストと同じものが出題されます。
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