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自己PR

自己PRのポイント

自己PRのポイント

企業に自分を売り込むために必要なのが自己PR。
自分が今まで経験してきたエピソードを交えて長所や強みをアピールする必要があります。

このタスクでは、企業が知りたいことを把握します。
また、自己PRを作成するためのポイントを学びましょう!

企業が知りたいこと

企業が自己PRで見ている点は以下になります。

①社風に合っているか
②長所や強みをどのように会社へ貢献してくれるのか

①社風に合っているか

どれだけ素晴らしい長所を持っていても、社風などが合わなければ長所を活かすことはできません。
そのため、自社の働き方や考え方に合っているかを判断しています。

②長所や強みをどのように会社へ貢献してくれるのか

長所や強みを裏付ける具体的なエピソードを通して、入社したらどのような長所を活かして会社に貢献してくれるのかを判断しています。

自己PRを書く前に

企業が知りたいことをしっかりと盛り込んでいきつつも、簡潔にわかりやすく伝えられるよう整理しながら作成する必要があります。

そこで、自己PRを文章化する前に振り返っておくと書きやすくなるポイントを紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

①自己分析を行う

就活をするにあたり、自己分析は必ず必要になります。
自分自身の経験から「長所・強み」や「価値観」を知っておきましょう。
自己分析が済んでいない人は、前タスクの「自己分析①」「自己分析②と企業研究」に取り組んでみましょう。

②企業の求める像にマッチさせる

ミスマッチを防ぐためにも、自社の考えに合う長所をもった学生を企業は探しています。

③具体的なエピソードを書く

長所・強みが活かされて、その後どういった結果になったのかということを記載する必要があります。
具体的なエピソードを記載することで、より説得力を持たせることができます。

④順序良く簡潔に伝える

ついつい自分の良いところをたくさん盛り込んでしまいたくなりますが、1つの長所・強みについて具体的なエピソードを記載します。
エピソードも要点をまとめ、わかりやすくする必要があります。

エピソードの書き出し

エピソードの書き出し

いきなりエピソードを交えて自己PRを書くのではなく、まずはPRを書くための準備が必要です。
このタスクでは、自己PRのエピソード決定から文章まで作成します。

エピソードを振り返る

エントリーシートや面接で話したい長所・強みをピックアップし、それにまつわるエピソードを実際に書いてみよう。
まずは長くてもいいので、エピソードについて詳しく書き出します。

ここでは、就活プログラムにある「自己分析」のタスクで出てきた長所や強みをもとに自己PRを作成していきます。

長所・強みがたくさんあり、どれをPRにしたらいいかわからない人もいると思います。

その場合は、自分の評価と周りの評価がマッチしている長所のエピソードを書くのがおすすめです。
周りの評価と一致したものはより説得力を増して伝えることができます。

【例】

大学入学時から通信販売会社のコールセンターでクレーム対応のアルバイトをしている。

1日で平均14名のお客様のクレーム対応を行っていた。バイトを始めた当初は、クレーム対応が辛く胃も痛くなったのですぐに辞めようと思っていた。

しかし「どうせやるなら楽しくやりたい」と考え、一緒にバイトをしていた友人と怒られる数を競うことにした。そして、より多く怒られた方にバイト終わりにジュースを奢るというゲームをやってみることにした。
すると、当初は拒絶反応を示していた電話のコールも、我先にと出るようになれた。
友人からも「バイトが楽しくなった!」と言ってくれた。
文章を整えよう

文章を整えよう

いよいよ、履歴書にも記載できるように文章を整えていきます。
しかし、ただエピソードを長々と書く…といった書き方は良くありません。
このタスクでは、書き方のポイントを理解し、文章をまとめることができます。

自己PRの書き方手順

自己PRを書き方のポイントを押さえましょう。
そして、文章を下記のポイントに沿って整えていきます。

①長所・強みから述べる
②具体的なエピソード
③この力をどう仕事へ活かしたいか

①長所・強みから述べる

自己PRに限ったことではありませんが、結論から文章を書き始めます。
あなたのアピールポイントを宣言しましょう!

②具体的なエピソード

前タスクの「エピソードの書き出し」で出てきたエピソードを使用します。
エピソード部分が文章の8割近くを占めてしまうので、読みやすく書くことが必要です。
優先順位が低い文章や重複している文章を削ったり、別の言葉に言い換えをおこない文章を整えます。

また、①②といったように項目を付けて記載しても読みやすくなりますよ。

③この力をどう仕事へ活かしたいか

この力をどう仕事へ活かしたいかのアピールするためには、企業研究、その企業の職種研究をしっかり把握する必要があります。
どの企業でも言えてしまう内容にならないことが大切です!

企業研究が進んでいない人は就活プログラムの「自己分析②と企業研究」を参考に進めてみてください。

【先輩からのアドバイス】

エピソードを書く際、具体的な数字があれば使用しよう!
数字があることで、より話のイメージがつきやすくなります。

文章整える

書き方の手順がわかったところで、前タスク「エピソードの書き出し」で作成したエピソードの文章をポイントに沿って書き直しを行いましょう。
一般的な自己PRの長さは300字と言われているので、まずは300字程度になるように文章を整えてみましょう。

①長所・強みから述べる
1日平均14件の苦情対応も、前向きに取り組めるプラス思考が強みです。
②具体的なエピソード
大学入学時から通信販売会社のコールセンターでクレーム対応のアルバイトをしています。
1日平均14名のお客様から怒られる仕事で、当初は胃が痛くなり辞めたくなりました。

しかし「どうせやるなら楽しくやりたい」と考え、友人と怒られる数を競い、より多く怒られた方にジュースを奢るというゲームの要素を取り入れました。
その結果、当初は拒絶反応を示していた電話も我先にと出るようになり、友人からも「バイトが楽しくなった!」と言ってもらえました。
③この力をどう仕事へ活かしたいか
貴社の新規営業も断られることが基本だと思いますが、このプラス思考を武器に100回断られてもどうすれば楽しく次の101社目に訪問できるかを考え、シェアの拡大に貢献したいと考えています。

最後に、ポイントに沿って作成した文章を一つにまとめてみましょう!
書いた文章は再度見直し、できれば周りの人にも見せてフィードバックを貰うのがオススメです。

【例】(323字)

1日平均14件の苦情対応も、前向きに取り組めるプラス思考が強みです。

大学入学時から通信販売会社のコールセンターでクレーム対応のアルバイトをしています。
1日平均14名のお客様から怒られる仕事で、当初は胃が痛くなり辞めたくなりました。

しかし「どうせやるなら楽しくやりたい」と考え、友人と怒られる数を競い、より多く怒られた方にジュースを奢るというゲームの要素を取り入れました。
その結果、当初は拒絶反応を示していた電話も我先にと出るようになり、友人からも「バイトが楽しくなった!」と言ってもらえました。

貴社の新規営業も断られることが基本だと思いますが、このプラス思考を武器に100回断られてもどうすれば楽しく次の101社目に訪問できるかを考え、シェアの拡大に貢献したいと考えています。

【先輩からのアドバイス】

企業指定のエントリーシートは記載欄の大きさもバラバラなため、余裕があれば他の長さでも書いておくと便利です。
事前に用意していると、実際記載する際に焦らなくてすみますよ!

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