PROGRAM
対面で面接が行われる場合、志望企業まで受けに行く場合が多いと思います。
面接時のマナーが完璧であっても、企業の受付や面接前のマナー・態度などが悪いと印象が良くありません。面接前も見られているという意識が必要です。
このタスクでは、対面で行われる面接前までに大切なマナーや振る舞いを学びます。
面接会場到着まで
面接会場に到着するまでに行う基本的なことを紹介します。
①遅刻をしない |
基本ですが、遅刻がないように会場へ向かいましょう! 受付時間の10~15分前くらいには会場に到着するようにします。 万が一、交通機関の乱れや急な体調不良など、遅刻しそうな場合は早めに企業へ連絡をしてください。 逆に、早すぎる到着は企業担当者に迷惑がかかってしまいます。 早く着きすぎた場合は、カフェなどで時間を調節するのがオススメです。 |
【先輩からのアドバイス】
交通機関は乱れることが多い!しっかりと余裕をもって行動しよう。事前に電車やバスの進行状況を確認しておくと◎
また、万が一のために企業の連絡先や担当者の連絡先などを事前に調べておくと安心!
②コートやマフラーを脱ぐ |
冬の就活では、コートやマフラーを着けていることもありますよね。 これらは会場に入る前に脱ぐのがマナーです。 会場のビルに入る前、または会場に向かうエレベーターの中などでしまって下さい。 待機中や面接時にイスに座る場合は、コートは丸めて床またはバッグの上に置きましょう。 |
会場に到着したら
会場到着後から面接直前までに行う基本的なことを紹介します。
①受付 |
受付では、大学・名前・来た理由を伝えましょう。 「○○大学の○○と申します。本日13時からの面接で参りました。」 明るく、ハキハキと伝えましょう! 企業によっては、受付がおらず内線電話が設置されている場合がありますので、内線番号で担当部署に連絡を入れましょう。 会場を案内してもらったら、お礼を伝えてから向かいましょう。また、面接の帰りにもしっかりとあいさつをします。 |
②面接直前の過ごし方 |
無事受付を済ませ、控室で自分の番まで待つ時間がある場合もあります。 携帯電話を触ったり、周りの学生と話したり、化粧を直す等は良い印象にはなりません。 静かに自分の番を待つようにしましょう。 |
入室・退室のマナーは知っていないと迷いますよね。
会場はドアがある場合とない場合・集団面接で複数人同時に入る場合があります。それぞれのポイントを説明します。
ポイントをしっかりと抑えて練習を行いましょう。
入室方法(個人面接)
個人面接の際の基本的なマナーを紹介します。
しっかりと確認をして、面接当日に焦らないようにしましょう!
①ドアを3回ノックする |
入室する際、ドアを3回ノックします。 中から「どうぞ」と聞こえたら「失礼いたします」と言いドアを開けます。 |
②ドアを閉める |
入室したらドアの方を向いてドアを閉めます。 その際、後ろ手で閉めないようにしましょう。 |
③面接官に一礼 |
ドアを閉めたら面接官のほうを向き、30度の角度で一礼します。 一礼の前に「よろしくお願いいたします」と伝えてもOK。 |
④イスの横に立つ |
一礼後、用意されているイスの横に行き姿勢を正して立ちます。 会議室等で行われ、どこに座ればいいかわからない場合は下座に座るようにしましょう。 面接官に「大学名と名前をお願いします」と聞かれたら「○○大学○○学部の○○と申します。本日はどうぞよろしくお願いいたします。」と元気よく伝え、45度の深い一礼をします。 この時も、言葉を伝えてから一礼をするようにします。 |
⑤着席 |
「どうぞ」と言われたら「失礼します」と言い、15度の浅めの一礼後イスに座ります。 カバンや荷物はイスの横に置きます。 イスに座る際は ・背もたれにもたれず、浅めに腰かける ・背筋を伸ばし、顎をひく ・男性は両ひざを軽く開き、手を握りこぶしにしてひざにのせる ・女性は両ひざを閉じ、両手を重ねてひざにのせる |
【先輩からのアドバイス】
ドアがない場合(開いている状態)の面接もあります!
その際も、入室前に「失礼いたします」と言ってから入室するようにします。
既にドアが開いている時は、ノックは不要です。また、ドアを閉めることも基本的に不要になります。
それ以降は上記の入室方法の③から同じになります!
退室の仕方(個人面接)
緊張の面接が終了しましたが、退室までが一通りの面接です。
退室の方法もしっかりと把握しておきましょう。
①立ってからお礼 |
面接が終わったらイスから立ち上がり「本日はありがとうございました。」とお礼を伝え、45度の一礼をします。 そして、ドアに向かって歩きます。 |
②ドアの前で再度一礼 |
ドア前で面接官の方を向き「失礼いたします」と言い、30~45度の一礼をしてからドアを開けて退室します。 |
【先輩からのアドバイス】
ドアがない場合もドアがある場合と同じです。
ドア前で面接官の方の方を向き「失礼いたします」と言い、30~45度の一礼をしてから退室します。
退室の際もドアは開けたままで大丈夫です。
入室方法(集団面接)
集団面接の場合、自分が何番目に入室するかによって対応が異なります。
ここでは「会場にドアがある場合・4人の集団面接」での例を紹介します。
なお、集団面接でもドアがないところもあります。その際は個人面接と同じく“ドアがない場合”と同じ流れになります。
①ドアを3回ノックする |
入室する際、1番目がドアを3回ノックします。中から「どうぞ」と聞こえたら「失礼いたします」と言いドアを開け入室します。 2・3・4番目は続けて「失礼いたします」と言い入室します。 |
②ドアを閉める |
入室したら、4番目がドアの方を向いてドアを閉めます。 |
これ以降は入室方法(個人面接)で紹介した「入室方法」の③から同じ流れになります。
③面接官に一礼 |
ドアを閉めたら面接官のほうを向き、30度の角度で一礼します。 |
④イスの横に立つ |
一礼後、用意されているイスの横に行き姿勢を正して立ちます。 集団面接の場合は、1番目が用意されている一番奥のイスに着席することが多いです。 面接官から「こちらの方から大学名と名前をお願いします」と言われたら、その順番で「○○大学○○学部の○○と申します。本日はどうぞよろしくお願いいたします。」と元気よく伝え、45度の深い一礼をします。 |
⑤着席 |
「どうぞ」と言われたら「失礼します」と言い、15度の浅めの一礼後イスに座ります。 カバンや荷物はイスの横におきましょう。 |
退室の仕方(集団面接)
集団面接の場合、自分が何番目に退室するかによって対応が異なります。
ここでは「会場にドアがある場合・4人の集団面接」での例を紹介します。
なお、集団面接でもドアがないところもあります。その際は個人面接と同じく“ドアがない場合”と同じ流れになります。
①立ってからお礼 |
面接が終わったらイスから立ち上がり「本日はありがとうございました。」とお礼を伝え、45度の一礼をします。 そして、ドアに近い4番目から順に歩いていきます。 |
②ドアの前で再度一礼 |
ドア前で面接官の方を向き「失礼いたします」と言い、30~45度の一礼をしてから4番目がドアを開けて退室します。 1・2・3番目は続けて「失礼いたします」と言い退室します。 |
③ドアを閉める |
最後に退出する1番目が開いているドアを閉めます。 |
オンライン(WEB)での面接は、自分の好きな場所から行えることが利点ですよね。
同時に、オンライン面接に対して不安を抱えることも多いかと思います。
このタスクでは、オンライン面接を行う際の流れや注意したいことを確認していきます。
オンライン面接の流れ
基本的なオンライン面接の流れを紹介します。
オンライン面接を始める前に確認すること
オンライン面接にも事前準備が必要になります。
当日になってから慌てないよう、しっかりと準備・確認をしましょう。
①使用するツールやURL |
面接に必要なアプリなどのツールやURL、IDなどは受け取っていますか? 企業の指定の日までに連絡がない場合は、一度問い合わせて確認しておきましょう。 |
②面接当日の連絡先 |
万が一、当日アクセスができない、面接時間に遅れてしまうといった場合に連絡ができるよう企業担当者の連絡先を事前にメモしておきましょう。 |
③オンライン面接を行う場所 |
オンライン面接を行う場所のポイントを3つ紹介します。 ・ネット環境がよい場所 ・背景にあまり物が写り込まず、周りが気にならない場所 ・部屋が明るい場所 |
④カメラやマイクの調節 |
直前にカメラやマイクの接続がうまくいかない!といったことが無いように、事前にしっかりと見えているか、声は適切に聞こえているかのテストを行っておきましょう。 |
⑤アカウント名やプロフィール画像 |
ツールによっては日常で使用しているものもありますよね。 日常で使用しているアカウント名やプロフィール画像などを面接官に見られたくない!という場合もあるかもしれません。事前に確認し、変更をしておきましょう。 |
オンライン面接を始める直前に確認すること
いよいよオンライン面接当日です!
最終確認をして、しっかりと面接ができるようにしましょう。
①服装 |
服装に乱れはありませんか? 対面の面接と同じく、服装が整っているか確認しましょう。 |
②カメラの距離・角度調整 |
カメラに近すぎたり遠すぎたり、またしっかりと正面から映っていますか? ツールによっては事前に確認できるので、しっかりと確認しておきましょう。 |
③マイクの最終確認 |
ツールによっては事前にマイクが確認できます。しっかりと聞こえているかを確認しておきましょう。 |
オンライン面接中に注意したいこと
基本的には対面の面接と同じですが、オンラインならではの注意点があります。
①話し方や表情 |
オンラインではどうしても対面よりも雰囲気が伝わりません。話し方や表情は明るく元気にしましょう。 また、オンラインは通信の問題でタイムラグなどが生じる可能性があります。 対面よりも、ハキハキと早口にならないよう話すことを意識してみてください。 |
②カメラ目線 |
オンライン面接では画面に映る相手を見ながら話してしまいますよね。 ですが、そうすると目線がずれて見えてしまい表情が暗くなったり不自然に思われる場合があります。 カメラのレンズを見て話すようにしましょう。 |
面接時、気を付けるだけで印象が変わるポイントを紹介します。
良い印象のポイントを押さえて、面接時の印象をパワーアップさせましょう。
面接時のポイント
マナーを全て完璧に行うことは、特に初めての面接では簡単ではありません。
しかし、ここで紹介するものは面接中に気を付けるだけで良い印象を持ってもらえます。
良い印象のポイントを抑えて、面接時の印象をパワーアップさせましょう。
①笑顔 |
自分が面接官なら、ムッとした顔よりも笑顔で話してくれるほうが印象は良いですよね。 緊張して顔がこわばることもあるかもしれませんが、笑顔を意識して話してみてください。 |
②声のトーン、聞き取りやすい声の大きさ・早さ |
明るい声のトーンを意識しましょう。小さな声でぼそぼそと話す言い方ではなく、面接官にしっかりと聞こえる声の大きさでハッキリと話しましょう。 声のトーンは口角を上げるようなイメージで話すと明るく聞こえます。 相手に言葉のボールを届かせるイメージを持つと自然と声が出やすくなりますよ。 また緊張すると焦ってしまい早口になってしまう人も多いと思います。 その際は「いつもより話すスピードが少し遅いかも」と自分が感じる位で話してみましょう。 そうすると余裕もでき、落ち着いてきますよ。 |
③目線 |
どうしても緊張すると目線が下に行きがちです。なるべく相手の目を見て話しましょう。 ただ、目を見て話すと緊張しますよね。その際は相手の鼻を集中してみていても目があっているように見えます。 もちろん適度に目線は外しても大丈夫ですが、熱意を伝えたいことなど、重要なシーンにおいては目をみて話すほうが伝わりやすいです。 |
④言葉遣い |
しっかりとした言葉遣い、できていますか? 敬語をうまく使いこなせると、相手に良い印象を与えることができます。 敬語を使い慣れていない場合、使い方を間違えてしまう場合もあるのでしっかりと復習しておきましょう。 |
⑤身だしなみ |
面接会場に着くまでに、髪の毛が崩れてしまったり服にホコリがついてしまったりすることもあります。面接会場に行く前に、しっかりと身だしなみを整えてから臨みましょう。 髪を整えるくしや持ち運び用の整髪料、携帯用のホコリ取りなどがあれば便利です。 食事をしてから面接を行う場合は、口臭ケアのために歯磨きをおこなったりミント味のタブレットを食べることもオススメです! |
【先輩からのアドバイス】
笑顔を作りながら話すのは難しいと感じる人もいると思います。
その時は、面接練習として鏡を見ながら練習するのがオススメ!
朝イチの面接で声が出にくいときは、温かい飲み物を飲むのがオススメです。
喉も温められ、気持ちもホッと一息つけるので、少しリラックスした気持ちで面接に臨むことができます。
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